オールオン4の費用の相場について
結論から言いますと、オールオン4の費用の相場は、片顎で約350万円から400万円です。この費用には、インプラント体、上部構造、手術費用、検査費用などが含まれます。しかし、歯科医院によって費用には大きな差があります。その理由は、インプラントメーカーの違い、上部構造の材質の違い、担当医やスタッフの技術や専門性の違い、感染対策や設備の差、立地条件、保証やアフターフォローの差などが挙げられます。
オールオン4の上部構造について
オールオン4の上部構造には、ジルコニア、ハイブリッドレジン、アクリリックレジンなどの材質があります。ジルコニアは審美性が高く耐久性も高いですが、費用も高くなります。ハイブリッドレジンは費用が安く、自然な見た目に仕上がりますが、耐久性が低く変色しやすいです。アクリリックレジンは費用が最も安く、軽くて割れにくいですが、審美性が低く、摩耗しやすいです。
オールオン4の費用を抑える方法
オールオン4の費用を抑える方法としては、医療費控除を利用することがあります。オールオン4は健康保険の適用外ですが、医療費控除の対象となります。医療費控除とは、自分や家族のために支払った医療費が一定の金額を超えた場合、所得税の還付や控除を受けられる制度です。オールオン4の費用は高額になるので、医療費控除の条件を満たす可能性が高いです。
オールオン4は、インプラントを4本埋め込むことで、片顎全体の歯を支える治療法です。オールオン4のメリットは、手術回数や治療期間が少なく、即日装着が可能であること、顎の骨の量が少なくても施術できること、噛み合わせや咀嚼力が向上すること、自然な見た目になることなどがあります。
オールオン4のデメリット
オールオン4のデメリットは、費用が高いこと、インプラントの位置や角度によってはバランスが悪くなること、上部構造の材質によっては寿命が短くなること、トラブルが起きた場合に修復が難しいことなどがあります。
オールオン4は、総入れ歯や従来のインプラントと比較しても、多くのメリットがあります。総入れ歯は、安価で簡単に作製できますが、不快感や違和感があります。また、顎の骨が吸収されてしまうため、入れ歯の調整や交換が必要になります。
従来のインプラントは、失った歯の本数分インプラントを埋め込む必要があります。そのため、手術回数や治療期間が多くなります。また、顎の骨の量が十分でない場合は、骨移植や骨増生などの追加の手術が必要になります。オールオン4は、これらの問題を解決する画期的な治療法です。
オールオン4は、歯を失った方にとって、快適で自然な口元を取り戻すことができる治療法です。しかし、オールオン4は高度な技術と経験が必要な治療です。そのため、オールオン4を行う歯科医院を選ぶ際には、以下の点に注意してください。
- インプラントメーカーや上部構造の材質を確認する
- 担当医やスタッフの資格や実績を確認する
- 感染対策や設備の水準を確認する
- 保証やアフターフォローの内容を確認する
- 見積もりや治療計画を詳しく説明してもらう
オールオン4の費用は、歯科医院によって大きく異なります。しかし、費用だけでなく、治療の品質や安全性も重視する必要があります。オールオン4は、一生ものの投資です。自分に合った歯科医院を選んで、理想の笑顔を手に入れましょう。
杉並区下井草やまむら歯科医院では経験値の高いインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、カウンセリングを行っております。ご希望の方は、応募フォームまたは、お電話（03-3397-1020）にてお申し込みください。